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「自然との対話ワールドサミット2023」

先日トラフグの養殖について、とてもとてもとても悲しいお話を聞きました。

トラフグの「食欲を抑える物質をつかさどる遺伝子」を”ゲノム編集”によって働かなくさせることで、満腹にならずに餌を摂取し続けるためより早く大きく成長するんだそうで。

トラフグにしてみると、満腹を感じてくつろぐ時間を持てないことになるわけで。食べ続けることで身体の他の器官にも負担がかかってくるので、短命になるんだそうです。

”ゲノム編集”で筋肉形成を制御する物質を生み出すための遺伝子を欠損させて、どんどん肉厚になるようにマダイを育てることも始まっていて、そのマダイは筋肉が際限なく大きくなるため、背骨や内蔵などが筋肉の成長についていけずに圧迫されたりするせいで、やはり短命になるのだそう。

こうしたトラフグもマダイもすでに国内で流通しているという事実。。食糧問題への解として、善意からなされている開発なのだというのはわかるのだけれど、こちらの都合ばかりを真ん中に据えすぎるのは、しっくりきません。当のトラフグやマダイに発言権があったら、何と言うだろうか。

(写真は今年お正月に江の島裏で会ったコモンフグ。トラフグはもようが違うけど、姿は似てます)

で、来週12日からですが、Conversations with Nature World Summit 2023というオンラインサミットがあって、誰でも無料で視聴可能です。

自然界からの声を聴こう、という姿勢をもった方々の集いです。英語になってしまいますが、よかったらぜひ。

https://animalthoughts.com/

講演はロンドン時間の朝10時スタートなので、日本だと18時スタートかな?

以前異種間コミュニケーションを教わった先生(アンナ・ブレイテンバッハさんとマータ・ウィリアムズさん)も登壇するので、久々にお話聞けるの楽しみです。

チャネリング系の話題は若干ついて行けないことが多くて少し不安ですが💦 自分の苦手意識など今は脇においておかないと、という気持ちでもあります。