Communication with Nature ワールドサミット2023の、Pea Horselyさんのセッションを聞いていたら、突然「では、実際に直観的異種間コミュニケーションをやってみましょう」ということになって、Peaさんがプロセスをガイドし始めました。
そんな展開になると思わずに聞いていたので、あわわ、となりつつ、とりあえず、代々わが「猫の額庭」の一角に住んでいることがわかっているカナヘビとコミュニケートしてみることにしました。
「こんなふうにちゃんとプロセスを順に追ってコミュニケートを図ろうとするのは久しぶり……果たしてコミュニケートできるんだろか」と半信半疑で、だめもとで始めたコミュニケーションは、最初何を投げかけても、何も聞こえてこない状態でした。
以下、対話の記録です。
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私:何か伝えたいことはありますか?
カナヘビ:無言。
私:私から伝えたいことは、こうやってコミュニケートすることへの懐疑心が自分は強すぎてまだ難しいから、助けてほしい、ということなんです。もし今ほんとにつながれていたなら、明日、私の前に姿を見せてくれますか?
カナヘビ:無言。
私:自然界とのつながりをどうやったら私取り戻せるでしょうか?(Peaさんの提案で訊いてみた質問)
カナヘビ:すでにつながっているよ、取り戻すまでもなく。
信じること、信頼することだけだよ。(といいつつ、私の左ひざに登ってきてくれた。私は泣きそうになった。)
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翌朝のこと。
サンルーム外のノイバラの枝が突然大きくしなだれていたで、それを相方に伝え、外に様子を見に行った。すると、ノイバラの枝が半分折れ曲がったまさにそのスポットにカナヘビがのっていた!
私をみて、前進してくる。
びっくりしつつ、約束を守ってくれてありがとうと、心のスペースを開いて伝えていると、折れ曲がった枝の背後からもう1匹出てきた!
さらにびっくりしつついると、テントウムシが飛んできて、そばの葉っぱにとまった。
ついさっき、異種間コミュニケーションを最初に教わった先生、Marta Williamsさんの本を日本語に訳すことをふと思い立って、トーテムアニマルカードをひいたらテントウムシが出たばかりだったので、また驚いてテントウムシを見ていると、テントウムシはむこうへ飛び立った。
飛び立ったテントウムシを追ってたら、1匹目のカナヘビはその間に姿を消した。
後から出てきたほうのカナヘビは前進してノイバラの葉っぱが重るなかに入り、葉っぱの間から私をさらに近くで見上げた。そのあとまた、枝の折れ曲がったスポットへ戻って、じっとした。
ありがとうをもう一度伝えてカメラを向けると、頭をもたげた。
その翌日。
外の網戸が破れたのを直そうと、この野薔薇の茂みの隣でわっさわっさと網戸を取り回して作業してるとき、ふと見たら、こんどはちびっこ3匹を含め総勢5人で現れてくれて、びっくりした。
しかし、ここらへんに毎年かなへびが暮らしてることは何年も前から知ってたけど、一度に5匹と出くわしたのは初めて。家族揃って会えるの感慨深かったです。
#grasslizards #family